スプリントプランニング1

スプリントプランニングは what と how をそれぞれ煮詰めるための2部で構成されます。
スプリントプランニング1はプロダクトオーナーから提示された readyになっているプロダクトバックログアイテム(PBI)から取り組むアイテムを選ぶこと、アイテムに関して最後に質問事項が残っている場合は確認し、スプリントゴール（使われている場合のみ）を定義します。
スプリントプランニング2は、1で選んだPBIを完成させるための計画を立てます。
PBIそのものと、PBIを完成させるための アクションやタスクは、スプリントバックログ としてまとめられます。

スプリントプランニングの概要

LeSSにおいて、スプリントプランニング1 は、すべてのチームが一緒になって、どのPBIにどのチームが取り組むかを決めるミーティングです。
スプリントプランニング2は、チームごと個別に行います。各チームは自分たちのPBIを Done にするためのSprint計画を立てます。

スプリントプランニング1のTips

スプリントプランニング1 は 比較的シンプルで、あっという間に終わることも多いです。

うまくやるためのアドバイスは以下の通りです。

• 参加者を制限しましょう。2チームしかいないなら、全員でもOK。3チーム以上なら、1人か2人、（SM以外の）代表者をチームごとに送り出しましょう。
• プロダクトオーナーは優先度が高いPBIから順に各チームに説明していきましょう
• PBIを各チームに分配する営みはチーム自身に行わせましょう
• 各PBIについては（プロダクトバックログリファインメントで解決されていない）あらゆる疑問を議論しましょう。
• 次のSprintにおいてチーム間でどう協力する必要があるかを議論し、必要なら、 複数チームでのスプリントプランニング2を行いましょう。